厚生労働省では国立ハンセン病療養所の看護師・准看護師を募集している。看護師・准看護師の免許を持っている人、平成26年3月卒業見込み者が対象である。(参照:日本胸部外科学会が日本胸部外科学会学術調査データを用いた学術研究の公募を募集)
国立ハンセン病療養所は全国に13施設あり医師、看護師、介護員たちが入居者のサポートをしている。ハンセン病は現在では稀な病気となったが、「らい菌」による感染で発症する慢性の病気で入居者の多くはその後遺症により視覚障害・知覚障害・運動障害を引き起こすしサポートが必要となっている。
国立ハンセン病療養所では、看護職員能力開発プログラムを充実することにより、キャリアアップに必要な経験や技術を習得することにも力を入れている。さらに、育児中で仕事との両立を考える看護師でも無理なく仕事を続けられるように育児休業から育児短時間勤務制度など各種休暇制度を積極的に実践している。施設により保育施設や宿舎が設備されており、募集人員は各施設によって異なるため直接施設へ問い合わせが必要となる。
募集詳細は厚生労働省のホームページより確認することができる。(http://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/hansen-nurse.html)