日本オラクル株式会社は、2月6日より医療支援ソフトの最新版「Oracle Health Sciences Translational Research Center 3.0」の提供を開始。今回の最新版では個別化医療のサポートに有効な機能追加・強化などもされている。
(参照:予約不要 電話一本で多言語医療通訳サービス”medi-Phone”)
トランスレーショナル医療支援のための製品最新版「Oracle Health Sciences Translational Research Center 3.0」では、オミックスおよび臨床データモデルの主要テーブル数が約35から70以上に増え、問診や治療結果、さらに患者家族の病歴などの属性も追加。オミクッス・データモデルでは約50のテーブルが追加となり、「Catalog of Somatic Mutations in Cancer(COSMIC)」、「Human Gene Mutation Database(HGMD)」からのデータにも対応。また、リファレンスゲノムがサポートされ、患者のゲノムの変化をライフサイクル全体から特定、追跡、分析することが簡単にできるようになった。
最新の「Oracle Health Sciences Translational Research Center」には、20以上の新規ユーザー・インターフェースとワークフローがあり、研究では概念拡張やレポート作成、コホート調査後の分析に利用可能なユーザー・インターフェースで素早く行うことができる。セキュリティ機能も高度なデータレベルであるためコラボレーション範囲を拡大しても、安心して使用することができる。以前のオラクル製品を利用していたユーザーはより一層満足できる内容となっている。
日本オラクルでは、2月20日に医療関係者を対象とした医療データの運用・活用のセミナー「Oracle ヘルスケア フォーラム2014」を開催する。
申し込みは公式サイトから申し込み可能である。