気管切開や人工呼吸器装着など、日常的に医療的ケアを要する障がい児の親の7割近くが、短所入院、訪問看護などが不足していると感じていることが、小児在宅医療基金「てぃんさぐの会」の調査で明らかになった。
母親が働くことができず、経済的に破綻しかねないと答えた親も7割近くにのぼったという。
主に重症心身障害児施設が、短期入所や一時預かりを担っているが、満員に近かったり、医療依存度の高い子どもをみるための施設が整っていなかったりと、受け入れが難しい。
また、68%が障がい児のきょうだいへの心理的な影響を心配していて、きょうだい支援も急務といえる。
同会は、来月、このアンケート調査結果を元にシンポジウムを開催するという。