厚生労働省は24日、第7回日本人の長寿を支える「健康な食事」についての検討会の開催を発表。本検討会は昨年6月から定期的に開催されており、様々な分野から健康な食事をテーマに対する検討会が行われている。
(参照:第5回 日本人の長寿を支える「健康な食事」についての検討会開催)
1月20日に開催された第6回検討会は健康な食事の上で大切な歯の健康についても取り上げ、よりよい食事をするために高齢者に必要な歯科医療について鶴見大学歯学部の花田信弘教授が登壇。高齢になると伴に歯の本数も減り食品摂取量、種類に偏りがでてくる。歯と摂取栄養の調査データを元に歯科医療にできることとして、有床義歯、インプラント支持有床義歯などの治療により咬合力や食品粉砕力の向上になることから補てつ治療の必要性を説いた。さらに、「健康な食事」において栄養素だけでなく文化や適切な情報提供、共食することも重要になることや、最近ではコンビニや外食、宅配食などが主流となっているが、それを踏まえた「健康な食事」の定義や基準についても議論され第7回でも引き続き議論していく。
【概要】
日時:平成26年3月7日(金)10:00~12:00
場所:全国都市会館 第2会議室(東京都千代田区平河町2-4-2)
議題:
(1)日本人の長寿を支える「健康な食事」の定義について
(2)その他
申込み締め切日:平成26年3月4日(火)17時までまでに必要事項を記入の上FAXでの申し込み。
申込先:健康局がん対策・健康増進課栄養指導室栄養調査係(FAX:03-3502-3099)