15日、医療や介護の体験談を集めたコンクール「心に残る医療」の表彰式が都内の帝国ホテルにて開催された。
(参照医療・介護、家族の思い出綴る 「心に残る医療」体験記コンクール入賞者発表)
image by 医療体験記コンクール
今年で32回を迎えるコンクールは、日本医師会、読売新聞社主催のもと厚生労働省後援、アフラック協賛で開催されている。より良い医療環境を目指し医療や介護にまつわる体験談を募集しており、その中から受賞作品が選ばれる。今年の応募作品数は1529点となり、昨年よりも上回る数の応募数となった。表彰式では厚生労働大臣賞に選ばれた保田健太さんら18名が出席。
厚生労働大臣賞に選ばれた保田さんは、「輝いて生きるために」というタイトルで自身が脳性麻痺による四肢体幹機能障害一級という障害を持ちながらも母や祖母、そして医師と諦めずに一歩一歩訓練などを積み重ねてきた日々を綴っている。保田さん自身が心に残った周りの人々の言葉を糧にここまでこられたことを感謝しており、社会に役立ちたいと目標を掲げている作品となっている。
表彰式では受賞者に日本医師会 横倉義武会長、アフラック 外池徹社長らから賞状や副賞が手渡された。