山梨県西八代郡にある市川三郷町立病院と社会保険鰍沢病院が経営統合し4月より「峡南医療センター」としてスタートした。市川三郷町立病院は市川三郷病院へ、社会保険鰍沢病院は富士川病院となり医療体制を整えていく。
(参照:長崎大学 予防医科学研を開設 2016年には共同で大学院も)
img by 峡南医療センター
「峡南医療センター」は2病院と介護老人保健施設「ケアセンターいちかわ」と鰍沢社会保険介護老人保健施設「サンビューふじかわ」の2施設が一体となり医療やケアの強化をしていき、山梨大学医学部附属病院や峡南地域の病院との医療情報参照システムの導入を図るなど地域完結型医療を目指す。
市川三郷病院では小児科の診療を再開、富士川病院では内科の入院受け入れを進めていくほか、地域医療研修センターとして研修医や指導医を派遣するなど今後医師数を増やして行く。院内保育所や医療事務作業補助者の設置なども行っていき医師の働く環境改善も取り組む。
先月30日には開設記念式典が行われ山梨県知事である横内正明知事や市川三郷の久保真一町長、富士川町の志村学町長をはじめ関係者が出席し「峡南医療センター」の開設を祝った。