国連総会が4月2日を「世界自閉症啓発デー」を定め、毎年シンポジウムやイベント、ライトアップなどが行われている。2日には東京タワーをはじめ77施設のランドマークがシンボルカラーであるブルーにライトアップされた。2日〜8日は発達障害啓発週間でもあり各地でも引き続き活動を行っている。
(参照:自閉症 米国医学誌にてメカニズム解明に近づく研究結果を発表)
Photo:DF0_5769 By Zengame
「世界自閉症啓発デー」は全世界にて自閉症の理解を深めてもらうために平成19年に定められ、「希望」「癒し」の意味としてシンボルカラーがブルーとなった。先月30日には「世界自閉症啓発デー2014・シンポジウム」が開催され「共に支え合う-みんなで作ろう、やさしい街を-」をテーマに話し合われた他、絵画等の作品展や応援メッセージ、グッズ販売なども行われた。2日の東京タワーのライトアップ点灯式ではライブ演奏などのイベントも行われ、田村憲久厚生労働相と山崎晃資世界自閉症啓発デー・日本実行委員会委員長が登壇しライトアップのスイッチを押した。田村厚生労働相はそれぞれの個性の尊重・理解を深めて行ける社会の実現を人々へ語り呼びかけた。