株式会社クラレが子どもの就きたい職業と子どもに就かせたい職業についてそれぞれアンケート調査。その結果、女の子の就きたい職業、就かせたい職業は男の子よりも医療関係への関心が高く、今年は看護師よりも女性医師の方が人気となる結果となった。
(参照:若手医師1000人を対象に調査 若い世代の医師9割が2人以上の子どもが欲しいと回答)
Photo:enjoy the relaxing spa By 藍川芥 aikawake
アンケート調査は2014年度に入学する子どもとその親、各4000人(計8000人)を対象に2013年末までの回答を集計。今年小学1年生となった子どもの就きたい職業は、男の子は1999年度から変わらず1位はスポーツ選手。2位は警察官、3位が運転士・運転手、4位がTV・アニメキャラクター、5位がという毎年人気の職業だった。女の子は1位がパンケーキ屋・お菓子屋で2位が芸能人・歌手、3位が保育士、4位が花屋、5位が医師という結果となり、1999年からの調査で初めて医師が5位以内に入り、毎年5位以内に入っていた看護師は6位で看護師よりも医師の方が人気となった。
親が子どもに就かせたい職業は、男の子は1位が公務員、2位が医師、3位がスポーツ選手で、この3つは毎年トップ3を占める人気であり、4位が会社員、5位が消防士となった。女の子をもつ親は1位が毎年変わらず人気の看護師、2位が公務員、3位が保育士、4位が薬剤師、5位が医師という結果で安定性のある職業への人気が高く見られるが、消防士や保育士など子どもに人気の職業への関心も高まっていることがわかった。