株式会社 Minori ソリューションズは21日、電子カルテシステムとタブレットやモバイル機器とクラウドを利用した「在宅医療支援サービス」と連携するサービスを追加して提供することを発表した。7月より提供がスタートする。
(参照:エス・アンド・アイが、電子カルテサービスのスマートフォン・タブレット対応を強化)
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「在宅医療支援サービス」は、要介護患者への訪問診療業務や医療事務業務をサポートするSPAサービスである。これまでの日医標準レセプトソフト「ORCA」に加え新たに株式会社ファルコバイオシステムズ製の電子カルテシステム「@home Dr.」とのデータ連携を追加することによりすでに「@home Dr.」を導入している医療機関の要望にも対応可能となった。
「在宅医療支援サービス」を利用すれば医師はタブレット端末から患者の過去の診療履歴と照らし合わせやカルテの記載、指示書の登録を簡単に行うことができるため、往診時の紙カルテも不要となる。外出先でも診療録を閲覧することができるため夜間や休日などの急な問い合わせなども迅速に対応可能となる他、医師および医療従事者への業務負担軽減へ大きくつながるサービスである。