日本介護福祉士会は、介護福祉士の資格取得方法の一元化の先送りや、外国人労働者を安易に受け入れることへ反対姿勢をとってきており、24日(土)に一般の人や学生を対象に決起集会を開催することとなった。
(参照:一人の人として 和恵会が取り組む「パーソン・センタード・ケア」とは)
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介護福祉士の資格取得方法一元化はもとは平成24年に実施される予定であった。しかし、法改正の施行が3年延期の平成27年度になり、現在では国会で28年度に延期することが審議されている。これに対し日本介護福祉士会は、一元化により有資格者の質が高く保たれ、その社会的評価や人材確保に大きく貢献していくものとして、予定通り平成27年度に実施することを求めている。外国人労働者の受け入れに関しては、介護分野で求められているものは単純労働ではないこと、介護の質の低下や安い労働力により職員の賃金低下や日本人の人材不足につながるということを主張している。
24日には一般の人や学生により理解を広げていきたいとして「介護の質を守るための集会」が開催となる。
申し込みは日本介護福祉士会の公式サイトにある申し込み用紙をFAXにて送信。
【開催概要】
介護の質を守るための集会
日時:平成26年5月24日(土)13:40~16:40
会場:砂防会館 別館1階(シェーンバッハ・サボー)
東京都千代田区平河町 2-7-5
参加対象:介護福祉士 、その他一般・学生
参加費:無料