住宅メーカーの三井ホーム株式会社は、大手総合リースのJA三井リース株式会社と、開業を希望する医師を対象に診療所などを賃貸する事業スキームであるリース診療所「開業まるごとクリニック」について提携する。取り扱い開始日は平成23年7月8日。
近年は病院の絶対数は減りつつあるものの、初期投資額の少ない開業を希望する若い医師は増えているという。そんな中で提供される「開業まるごとクリニック」の内容は、土地の所有者が土地のみを貸し出し、JA三井リースは事業主として医院を建て、それを開業希望の医者に対して貸与する方式になっている。
そのため土地オーナーにとっては初期投資が抑えられ、また医院の賃貸契約が長期になりやすいというメリットがある。医師にとっても初期投資額が抑えられるほか、将来は建築の受け渡しが可能になるというメリットがある。