福島県で5日、高齢者の健康や生きがいづくりに取り組み活動していく「ゆめ寺子屋」の入学式が福島県文化センターにて行われ、本年度は346人が受講することとなった。
(参照:平均寿命 日本人女性が1位の87歳 男性は80歳で8位)
Photo:waiting for the tram By gato-gato-gato
「ゆめ寺子屋」は高齢者の健康や生きがいづくりに向け、健康や教育講座、スポーツなどの活動に取り組んでいく。校長は同県会津若松市の室井照平市長が務め、本年度の受講生は346人で最高齢90歳、平均年齢73.9歳となった。今期の受講は来年の3月までの活動となる。
室井市長は「有意義な学校生活を送って欲しい」と式辞で述べ、受講者代表の阿達公男さんは活動に励んでいくことを宣誓した。戸川稔朗市議会議長も入学式に立ち会い祝辞を述べた。同日、入学式後には「ゆめ寺子屋」講座第1回も開催され、室井市長が「活力あるスマートなまちづくり」をテーマに福島市のスマートシティの取り組みなどを受講生に語った。さらに「ゆめ寺子屋」を退任する世話人に感謝状を贈り、これまでの功績を称えた。