米国時間で今月2日、AppleはWWDC(Worldwide Developers Conference)を開催。OSの最新版「iOS8」を披露したほか、健康管理アプリ「Health」を追加することを発表した。
(参照:医師も学べる学習アプリ!CT・MRI解体新書)
Photo:toddler apps By jenny downing
iPhoneやiPadのなどのモバイル端末のOSの最新版 「iOS8」の詳細がWWDCで披露された。iOS8では健康管理アプリ「Health」が追加され、同時に開発者用のツール「HealthKit」が提供される。健康アプリ「Health」は様々なアプリと連携することにより体温・血圧・体重などをまとめて見やすく表示することができる。服用している薬やアレルギーの有無、既往病、緊急連絡先などを登録しておける機能もあり、ロック画面からアクセスすることができるため医療機関で緊急時でも医療スタッフが対処することができる。
「HealthKit」は開発者向けのツールであり、「Health」との連携機能を導入することで医療関係のアプリも開発することもでき、医療業界での活躍も期待されている。「iOS 8」は今年秋頃にリリースされる見通し。