兵庫県尼崎市は8月1日より、貧困や高齢化、医療などの社会問題を解決する「ソーシャルビジネス」のプランを募集する。応募締切は31日まで。解決だけでなく予防へもつながるプランを多く応募してほしいと呼びかけている。
(参照:神奈川・寒川町 小児医療費助成対象を拡大)
image by 尼崎市公式ホームページ
尼崎市は人口がピークであった1971年の55万人から現在は45万人までに減少。その中でも介護保険の要介護・要支援認定者数は2万人を超えており、生活保護世帯数は1万世帯を超えるなど深刻な問題となっている。そこで昨年、問題解決のため新たな産業を育てようとソーシャルビジネスプランのコンテストを開催。経済的な理由で葬儀が行えない高齢者に向けたサービスが最優秀賞に選ばれた。その他にも最終選考で残ったプランの事業化への取り組みも進めている。
ソーシャルビジネスプランの応募受付は8月1日から31日まで。その後、書類審査通過者は9月20日 (土曜日)から21日(日曜日)にプランブラッシュアップ合宿に参加し、11月1日の公開プレゼンテーションに備える。