気象庁から高温注意情報が発令されるようになるなど、日本ではこのところ全国的に猛暑が続いているが、そんな中糖分を含む清涼飲料水を大量に摂取することで、倦怠感を感じるようになったり、あるいはこん睡状態に陥ったりする「ペットボトル症候群」が現在日本中で注目されている。(参考:東京大学、肥満が糖尿病や動脈硬化などに進行するメカニズム解明)
ペットボトル症候群の正式名称は「急性糖尿病」。短い期間の間に清涼飲料水を大量に摂取し、体内の血糖値が上昇することによって起こる病気だ。特に太っている人や糖尿病患者の人などは、少量の清涼飲料水を摂取しただけでも症状が現れる危険性があることから、各地で注意が呼びかけられている。そのため医療関係者などは、水分摂取の際にはお茶や水などを摂ることを進めている。