仕事と家事・育児に追われながら理想的な生活を送ることは大変難しく、ホルモンバランスの乱れやストレスで月経不順・月経前症候群(PMS)などの悩みを抱える女性も少なくない。そこで、働く女性たちに健康診断や食生活のアドバイスを行う「保健室」が東京・丸の内に開設された。
(参照:自分の身体・将来について考えてもらいたい―女子高校生対象の健康教室を開催 新潟)
「保健室」は、医師や栄養士など専門家が集まり働く女性の健康を守る為に開設された。体脂肪や骨密度の計測も行える健康診断や、食事・生活習慣に関する相談の場を提供している。政府は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にするなど女性の社会進出を後押ししていく方針だが、同時に女性への負担も増え、インターネット調査では管理職の女性が管理職になって犠牲にしたものの1位が趣味に費やす時間、2位が健康、3位が食生活という結果になり、自身の健康を犠牲にしている傾向にあった。
先月28日には、事前に予約していた20代から40代の女性約50名が参加した。働く女性のための「保健室」は、東京の丸の内と有楽町、大手町にで9月からオープンとなる。毎月の第4金曜日に開設される予定で、忙しい女性たちをサポートしていく。