秋・冬と乾燥する季節や季節の変わり目は肌のトラブルが起きやすく、とくに子どもの肌は乾燥しやすい。そのため、日常生活での心がけ・対処が必要となってくる。
(参照:アトピーや喘息などにより半数がアレルギー性鼻炎を併発)
Photo:Naked Baby By AiyaHMPH
幼児は皮脂の分泌量が少ないため肌が乾燥しやすい。そのため、湿疹を掻いてしまわないよう症状に合った薬や保湿クリームを塗るなど日々の心がけが大切である。また、アトピー性皮膚炎が疑われたら必ず医療機関で診てもらい、体を清潔に保ち、化学繊維などの服などを避け、あまり刺激を与えないようにする。アトピー性皮膚炎は夏場や季節の変わり目に悪化しやすいため、この時期とくに注意が必要となる。
最近国内で感染が確認されたデング熱。感染予防のために虫除けスプレーなどを使用する機会が増えているが、子どもに使用する際はよく確認する必要がある。市販の虫除けスプレーにはディートと呼ばれる昆虫忌避剤が入っており、神経障害や皮膚炎を起こすケースもあるという。そのため、生後6ヶ月未満の乳幼児には使用しないなど使用回数や注意点が記載されている。ディートが使用されていない虫除けやオーガニックタイプのものもあるので、子どもへ使用する際は肌に悪影響を及ぼさないものを吟味したいところである。