手塚治虫作、いまだ多くのファンに愛され続ける「ブラック・ジャック」を、第一線で活躍中の医師らが選んだ名シーンとともに紹介する展覧会が2月28日より開催となる。
(参照:「モンスターペイシェント」とどう向き合うか―医療機関や介護施設でのクレーム対応能力に課題)
Photo:Osamu_Tezuka “Black Jack” By sorarium
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「ブラック・ジャック」は、1973年から「週刊少年チャンピオン」に連載され、40年経った現在でも多くのファンに愛されている作品である。「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などのヒット作を出した手塚治虫は医師免許を有しており、本作ではその知識を発揮している。
第29回日本医学会総会2015関西は、京都国際マンガミュージアムとの共同企画で「医師たちのブラック・ジャック展」を開催することとなった。展覧会では、三浦みつるによる「ブラック・ジャック REAL~感動の医療体験談~」原稿展示や、人気作品ベスト30のパネル展示、江戸・明治期の貴重な医療器具が展示された「医学史展」コーナーなどが設けられる。無免許ながら天才外科医として活躍する主人公を描いた医学ドラマは、医療現場で奮闘する人々にも多くの影響を与えている。
開催日時 | 2015年2月28日(土)~5月10日(日) 午前10時 ~ 午後6時(最終入館は午後5時30分) |
休館日 | 毎週水曜日 |
会 場 | 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3 |