結婚や出産で家族との生活が変化する際、マイホーム購入を考えるケースは多い。医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」の調査によると、医師のマイホーム購入は30代が最も多く、一方で様々な地域に転勤することもあるために購入を考えていない医師も少なくないことがわかった。
(参照:子どもたちが将来就きたい仕事 アジアで医者が1位に)
Photo:houseatnishiogi-f18 By scarletgreen
医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」は、医師を対象に自宅の購入時期についてのアンケートを実施し、3951件の回答を集計した。自宅の購入時期で一番多かったのは30代で34.9%、次に40代で24.8%だった。その理由として、結婚や子どもが生まれたから、開業したからなどといった、自身や家族の生活の変化に応じて購入を考えるケースが多かった。
現在はまだ購入していないが購入希望があるという医師は17.1%、その一方で購入希望はない医師は15.5%を占めた。購入希望がない医師からは、いつでも引っ越せるのが楽という考えや、不動産購入は経済的に見て割に合わないなど賃貸派の意見が多かったが、異動が多く定住できないためという理由を挙げるケースもあった。自宅購入に関する医師ならではのコメントとしては、開業時に賃貸の医療ビルよりも自宅兼診療所にしたかった、というものや、転勤の可能性がなくなったら購入する予定がある、というものもあった。