厚生労働省は、インフルエンザ患者数が前週よりも減少したことを受け、流行のピークは過ぎたとしている。学級閉鎖を行った学校も減少しているが、依然、注意が必要であると呼びかけている。
(参照:ユーグレナ(ミドリムシ)、継続摂取でインフルエンザ症状が緩和)
Photo:Classroom By AHLN
今シーズンのインフルエンザ患者数はおよそ1,243万人にのぼったが、2月8日までの1週間での報告では44万人減少し、91万人となった。インフルエンザの流行のピークは過ぎたとみられ、学級閉鎖の学校も減少傾向となっている。今シーズンは、全国の2385校で学級閉鎖の報告があった。都道府県別でもっとも多かったのは167校で、千葉県、東京都、愛知県、兵庫県も100校を超えた。
患者数は減少しているものの、国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップでは、いまだ全国で警戒レベルとなっている。とくに、5~9歳の子どもなど、小学生を中心に医療機関を受診する患者が多いこともあり、厚生労働省は、ピークは過ぎたとしても引き続き予防対策をするよう注意を呼びかけている。