22日、室蘭市知利別町にある製鉄室蘭病院で「ブラック・ジャックセミナー」が開催された。登別の男女中学生20人が参加し、手術などの模擬体験を行った。
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「ブラック・ジャックセミナー」は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが2005年7月に子ども達に医療に関心を持ってもらおうとスタート。当初は「キッズセミナー」で実施していたが、2011年1月に「ブラック・ジャック セミナー」に改称した。2013年には開催100回を達成している。22日、製鉄室蘭病院でセミナーに参加した中学生らは、仙丸直人副院長ら医師8人が指導にあたる中、虫垂に見立てたスポンジを縫合・切断したり、鶏肉の一部を超音波凝固切開装置で切り取るなどの体験を行った。製鉄室蘭病院で「ブラック・ジャックセミナー」が実施されたのは今回で2回目となる。
セミナーに参加した中学生は、「小さいときから入退院をしていてお医者さんにはお世話になってきました。自分も医者も目指しています。」と医師になる夢を語った。