薬剤師による在宅医療にいち早く取り組んできた日本調剤株式会社が、在宅医療に貢献する薬剤師の早期育成を図るための取り組みとして「在宅医療集合研修」を7月より実施する。
(参照:音声をテキスト化 東芝が在宅医療向けSNSを開発)
Photo:Healthcare Reform Initiative Announcement By MDGovpics
超高齢社会に向け、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」への取り組みが進められている。調剤薬局・薬剤師も、地域社会の医療面をサポートしていくために、重要な役割となっている。日本調剤株式会社は、在宅医療に貢献する薬剤師の早期育成のために、7月より「在宅医療集合研修」を実施することを発表。今回で3回目となり、15会場で18回開催をする全国規模となっている。「講義」と「実習」の2パートから成っており、今回は在宅中心静脈栄養法をテーマに行われる。
昨年の事後研修レポートでは、医療材料や衛生材料の展示コーナーを設けられ、在宅医療集合研修の「理解度」は95%、「関心度」は78%であり、知識と理解を深めることができたという声が多かった。