人の命を助け、健康を守っている医師といえども勝てないのが、夏の暑さによる疲れですね。
忙しい仕事で夏の疲れがたまっていませんか?
夏バテなどの疲労回復のためには、しっかり休養をとることが一番ですが、医師の仕事は受け持っている患者さんが第一。
たとえ病院を出た後でも患者さんの容態次第では24時間勤務も当たり前ですから、充分な睡眠をとることができないことも多いですよね。
しっかり休養が取れないのであれば、せめて体に良い、疲労回復効果のある栄養をしっかり摂るようにしましょう。
今回は効率よく栄養を摂取できる、夏の疲労回復ドリンクの作り方についてご紹介します。
忙しい人でも手軽に作れるので、オススメですよ。
夏の疲れを癒す! 積極的に摂りたい栄養4つ
栄養学的には、食事は1日3食、数多くの食材からまんべんなく摂ることが理想です。
しかし、医師は多忙なためそうは言っていられませんね。
効率よく疲労を癒し、かつ美容効果も狙える栄養を選んでいきましょう。
夏に疲労回復ドリンクに積極的にプラスしたいオススメな栄養は次の4つです。
1. 肌トラブルに有効なパントテン酸
はちみつ、うなぎ、たらこ、鶏肉、レバー、アボカド、納豆などに豊富に含まれています。
2. 健康ミネラルとも呼ばれるマグネシウム
ナッツ類、緑黄色野菜、昆布、ひじき、玄米、大豆、ゴマなどが豊富に含まれています。
3. 酸っぱさが疲労を回復させるクエン酸
レモン、グレープフルーツ、いちご、キウイ、お酢、梅干しなどに豊富に含まれています。
4. 女性に不足しがちなカルシウム
牛乳、チーズ、煮干しなどに豊富に含まれています。
自宅で作れる疲労回復ドリンクのレシピ4種
疲労回復に良いドリンクなコンビニやドラッグストアなどでも購入できますが、やっぱり美と健康にこだわりたい女性は、フレッシュな材料を使いたいですよね。
甘さやカロリーコントロールもでき、女性に嬉しい食物繊維もたっぷりとれるドリンクのレシピを4つご紹介しますので、ぜひ疲労回復に役立てて下さい。
1. 贅沢クエン酸ジュース
レモンやオレンジの果肉を取り出し、アセロラ果汁とはちみつを加えてミキサーにかけてでき上がりです。
果物の食物繊維と疲労回復効果のあるクエン酸をたっぷりとることができます。
2. 桃と豆乳のスムージー
桃と豆乳を2~3時間程度凍らせておき、はちみつとヨーグルトを加えてミキサーにかければでき上がりです。
シャリシャリと冷たいので、食欲のない夏でも飲みやすいですよ。
3. 黒ゴマとバナナのシェイク
黒ゴマのペーストとバナナ、牛乳とはちみつにきな粉を大さじ1杯をくわえてミキサーかけてでき上がりです。
牛乳を半量バニラアイスに変えると、冷たくて美味しいデザートになります。
4. ホット梅ジュース
市販の梅ジャムにショウガのすりおろしを加えて、熱いお湯を注いで出来上がりです。
夏にあえて暖かい物を飲むことで汗をかき、疲労も一緒に排出しましょう。
医師として忙しく働いていると、どうしても自分の身体のことは後回しにしてしまいがちですが、医師はなんといっても体が資本です。
簡単に手作りにできる疲労回復ドリンクを活用して、あなたを頼りにしている患者さんのためにも、自分自身が健康でいることを心掛けましょう。