女性医師の中には、結婚後も共働きで生活しているという方が少なくありません。
夫婦がお互いに忙しく働いていれば、家事や育児に関してすれ違いが起きてしまうこともありますよね。勤務時間が長く、日々重要な業務をこなさなければならない医師という仕事ならなおさらです。
忙しい仕事を終えてから帰る家は、心の安らぐ場所であってほしいと誰もが願うもの。
しかし、夫婦間のすれ違いが大きくなれば、職場だけではなく、家庭でもストレスを抱えることになってしまいます。
今回は、共働き世帯の女性医師が、円満な家庭を築くためのポイントをご紹介いたします。
夫婦でお互いにバックアップを
共働き世帯では、お互いの仕事量などを考えながら、家事を分担制にしている夫婦が多いのではないでしょうか。
しかし、医師という仕事には、急な呼び出しや当直といったイレギュラーな業務がつきもの。日々のハードワークに生活のリズムも不規則になりがちです。そのため、自分の分担した家事をしっかりとこなせないという状況も決して少なくありません。
あまりきっちりと分担してしまうと、「自分のやるべきことはやっているのに、そっちはなぜできていないの?」とお互いに不満が溜まってしまう可能性も。
役割分担にこだわり過ぎず、お互いの状況を見ながら「できる方がやる」と柔軟に対応できる体制にしておくことが大切です。
ただし、いくら家庭内のこととはいえ、家事も日々の負担となる要素のひとつ。「忙しく働いているのだからやってもらって当然」ではなく、家事の負担が大きい方へ感謝の気持ちをしっかりと伝えることも習慣付けましょう。
サポートの導入も検討
お互いに忙しく、家事のための時間が取れない、家事をこなすエネルギーがないという状況の夫婦は、家事代行などのサポートサービスを導入するのもひとつの方法です。
家政婦さんを雇うと考えるとハードルが高く感じますが、近年は共働き世帯や高齢者の増加に伴い、カジュアルな家事代行サービスも多くなってきています。
隔週で数時間来てもらうだけでも、掃除などの負担を大幅に減らすことができますよ。
また、買い出しはネットスーパーを活用するなど、家事にかかる時間や負担を極力軽減する工夫をしていきましょう。
忙しく働く共働き世帯が円満な家庭を築くためには、家事の負担を減らす工夫をすること、そしてお互いへの感謝の気持ちを忘れないことが重要です。
「仕事が忙しい分相手に任せる」のではなく、家事に関わろうという努力を忘れないことで、居心地の良い家庭を築いていきましょう。
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