北海道の旭川医科大学は、国立大学で初めて非常勤医師と研修医に対し手当てを支給することを決めた。
同大学では、給与条件などの良い都市部での研修を希望する研修医が多く、これまでも研修医を引きとめるため給与を増やすこともあった。「研修医と非常勤にの待遇の改善により、より良い人材を確保したい」と期待を寄せる。
対象は研修医と非常勤医合わせて約150人で、研修医には来年4月から60万円、非常勤医には今月から経験年数により96万円~120万円を支給する。手当てには病院の診療報酬の一部を充てる予定。
医師の報酬アップによる待遇改善で医師の流出がに歯止めがかかるのか、今後が注目される。