総務省消防庁によると、今年熱中症で医療機関に救急搬送された人は5月31日から10月3日の4ヶ月で56,184人にのぼったことがわかった。5日に発表された総務省消防庁の速報値によるもので、そのうち172人が搬送後に死亡しており、ここ3年で最多となった。
重症者は1,849人3.3%)、中等症19,626人(34.9%)、軽症32,753人(58.3%)となった。年齢別では高齢者が26,001人(46.3%)
ついで成人23,347人(41.6%)となっている。
搬送件数が最も多かったのは7月19日~7月25日の週9,901件と、8月16日~8月22日の週9,606件。
7月~9月では昨年同時期にくらべて搬送者は4.2倍、死者数は10.4倍。いかに今夏の猛暑が厳しかったかがうかがえる。