近年は医師不足ということもあり、外部から医師を雇い当直を行う「当直バイト」の求人が増えています。
しかしその一方で、夜間に勤務をする当直バイトは「拘束時間が長い」「人手が手薄になり忙しくて眠れない」などのイメージがあり敬遠されがちです。
でも実は、当直バイトは日中行う勤務とはいろいろな面で事情が異なり、とても魅力的なバイトなのです。
今回は当直バイトについてそのメリットをご紹介します。
当直バイトのメリット1「給与が高く収入が増える」
当直バイトの相場は1回で5~8万円と、他の職種と比べて高額です。
救急外来や土日祝日の場合は10万円台のバイト代を提示する病院も珍しくありません。救急車の対応をしたらプラス3千円、入院患者に対応したらプラス5千円などインセンティブを支払う場合もあります。
たとえば1回5万円の当直バイトを週3日だけ1年間行ったとすると、収入の合計額は720万円にものぼります。
常勤の病院以外に副業で当直バイトをすれば、大幅に収入を増やすことが可能なのです。
当直バイトのメリット2「勤務時間の融通が利きやすい」
当直バイトの勤務時間は「夕方6時~翌朝8時」といったパターンが主流ですが、深刻な医師不足のため当直バイトの医師の希望を尊重してくれる病院も多くあります。
勤務時間の融通がききやすく、自分の都合に合わせて求人を選ぶことも可能です。
たとえば、求人募集では翌朝8時までと書いてあっても、「常勤先に勤務するために翌朝6時までにしてほしい」と相談すれば、雇う側の病院は配慮してくれる可能性が高いです。
当直バイトのメリット3「スキルアップができる」
当直バイトで常勤先と異なる病院に勤務することで、さまざまな経験を積むことができるためスキルアップが目指せます。
常勤先の病院では扱わない症例を診て症例数を増やしたり、同じ病気でも常勤先とは違った処置の方法や処方例を学ぶことができます。
当直バイトのメリット4「求人が多い」
当直バイトの求人は他の医師バイトよりも求人数が安定しています。
健康診断などの検診バイトは時期によって求人の数が変わりますし、透析や献血などのアルバイトは求人自体があまり多くありません。
それに比べて当直バイトは、時期も土日祝日も関係なく毎日必要とされますので、求人が多いのです。
当直バイトのメリット5「自分のペースで働ける」
当直バイトの主な仕事は、常勤医師が手薄になる夜から朝にかけて、病棟患者の急変や救急患者の対応をすることです。
緊急の事態が起こらない限り空いた時間に勉強をするなど、失礼のない範囲で自分のペースで過ごせます。当直中に睡眠をとることも可能です。
病院によっては、当直バイトの手に負えない治療が発生した場合には常勤医を呼び出してよいと定めていたり、当直バイトは病棟管理だけで救急患者の対応は常勤の勤務医が担当するとしている病院もあります。そのためバイト先の病院によっては、それほど負担の重くない仕事を選ぶこともできます。
当直バイトは自分の希望する勤務条件が叶いやすい上に、老後の蓄えや開業資金集めにも最適なため医師にとって貴重な収入源になります。
さらに、医師としての経験値を増やすこともでき、多方面でメリットの多いバイトなのです。目的や希望に合わせて、自分に合った当直バイトを見つけてみてはいかがでしょうか。
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