女医は高嶺の花でステータスも高く、周囲から憧れられる存在です。しかし、医師になるまでに必要な時間が長く責任も重いため、真面目に勉強や仕事に打ち込むほどに婚期を逃してしまうという女医も少なくありません。
男性医師の生涯未婚率がわずか3%なのに対し、女医は約10倍の36%にものぼります。なんと約3人に1の女医が生涯未婚という現状なのです。
そこで今回は、幸せな結婚を望む女医に向けて、婚活を成功させるためのポイントをご紹介します。
婚活前に結婚の条件を整理する
婚活をする際には、必ず条件を求められます。自分の中で譲れないものを明確にしておきましょう。パートナーとなる人の職業や年収、仕事に対する理解、家事や育児に協力的かどうかなど、相手に何を求めるかをあらかじめ整理しておくことをおすすめします。
結婚は相手があってのことです。自分が相手を選ぶのはもちろんですが、相手も同様に自分のことを見ているということを忘れないでください。お互いに選び、選ばれ、合意を作り上げていくプロセスが婚活です。
出会いを求めて婚活へ!
頭の中でいくら試行錯誤を重ねても、現実は動きません。次のようなサービスがありますので、状況に応じて使い分けましょう。
ネット婚活
ネット婚活は、情報収集に便利です。特定の場所に出向く必要はなく、24時間いつでも使えます。どのような人が登録をしているのか、例えば、外見(写真)、身長、学歴、職種、休日、年収、年齢、現住所、趣味などの条件から、パートナー候補を探すことができます。婚活アプリやサイトを比較しているサイトがありますので、登録者の年齢層や会員数、利用者の口コミ、利用料金などを参考にしましょう。
婚活サービス
結婚相談や婚活パーティの開催で、パートナー探しを支援するサービスです。会員登録後、カウンセラーやコンシェルジュと呼ばれる仲介人が、婚活をサポートします。必要な費用は、入会金や月会費、お見合い費、成婚料などです。
会員を医療系に特化するサービスや男女ともに一定の年収以上が条件となる婚活パーティ、中には女性は女医限定というものもあります。
婚活を成功させるテクニック
人の印象は出会って3~5秒で決まり、第一印象の約半分が視覚情報(見た目)で構成されるといわれています。
ネット婚活では写真が大切です。しかし、見た目を気にしすぎてメイクや画像修正に時間をかけすぎることは避けましょう。いざ会ってみて、写真とのギャップがありすぎるという印象を持たれかねません。婚活サービスでは、スカートやワンピースなど、女性らしい服装を心がけます。いずれにしても、ポイントは笑顔と清潔感です。
婚活は結婚を前提としていますが、結婚の前には交際があります。交際を楽しいものにするかどうかは、会話で決まるといっても過言ではありません。話題選びも大切ですが、コミュニケーションのコツは、どのように聞き話すかです。
聞くときのテクニック
・頷きながら聞く
・喜怒哀楽を意識し表情を豊かにする
・相槌を打つ(「はひふへほ」=「はい」「ふぅん」「へぇ」「ほぅ」などと合いの手を入れる)
話すときのテクニック
・早口にならないよう、いつもより少しゆっくりと話す
・相手が気持ちよく話しているときは、話の腰を折らないように切り出す
・自慢話や過度な自虐ネタをしない
会話を続けるテクニック
・相手の話の中から共感できる部分や共通点を見つけて、次の話へとつなげる
・話題に困ったら、目の前にあるものについて話す(飲み物や食べ物、服装など)
・さりげなく褒める
女医は職業柄、「主訴を聞いて判断し、治療の指示をする」ことに慣れているといいます。
婚活は、相手のことを知り自分のことを知ってもらうところから始まるので、スムーズなコミュニケーションのためにテクニックを身につけることが大切です。
しかし、結婚相手に求めるものはテクニックでどうにかなる表面的なものだけではないというデータもあります。
結婚の決め手となるのは、「価値観」「一緒にいて楽しいか」「一緒にいて気を使わないか」などです。容姿や職業、年収はそのあとに続きます。
テクニックに加えて、自分の価値観をしっかりと見つめ直し婚活に臨みましょう。