どんな職業にも職業病はありますが、女医の職業病は度合いが強すぎるとその専門性が強すぎるため、周囲の人をびっくりさせてしまうことがあります。
「友人との別れ際にお大事にと思わず癖で言ってしまった」、「知り合いに声をかけるとき、つい先生と呼んでしまう」といったものであれば笑ってすませることができます。
しかし、ドラマやドキュメンタリー番組を見ているとき「手術シーンがあるから食事中に見るのはちょっと…」と家族から言われて驚いたことはありませんか? 医療現場では許される女医の言動も、日常生活では周囲から「やっぱり女医だよね」と言われてしまうことがあります。
今回は、女医の職業病に多い癖をご紹介します。
食事中に手術シーンを見ても気にならないのは女医の職業病
血が苦手な人がいるということがわかっていても、その程度をしっかり認識できていないのは女医の職業病です。「医師の世界の普通」であっても、手術シーンがあるドラマやノンフィクションの医療モノ、事故の映像などを見ながら食事をすることは、あまり「一般社会の普通」とはいえません。
もちろん普通の人でも大丈夫な人は居ますが、テレビドラマで手術や標本の映像などが流れたりしても、気にせず食べたり飲んだりできるのは職業病といえるでしょう。
まとめ食いや早食いも女医の職業病
早食いも女医に多い癖です。彼やパートナーと素敵な外食へ出かけたり、家族で食事へ行ったりしても、ついつい食べるのが速くなってしまうのは、プライベートな時間では改めたい職業病です。コース料理のときなどは、次のお皿が出てくるタイミングが相手とあわなくなってしまうはめになってしまいます。
また、食べるタイミングを逃してもいいように、食べられるときにまとめて食べるのも女医の職業病です。そのせいで、加齢とともに体重や健康診断の結果が悪くなることが多いのも女医に多い悩みのひとつといえるでしょう。
「女医なのに、こんなに健康診断の結果が悪いってどういうこと?」と秘書や家族から注意されてしまうかもしれません。なにより、身体によくありませんので早食いやまとめ食いはやめましょう。
女医は身体を診るプロで、症状を把握するためにいろいろな質問をします。例えば、尿の色や頻度など聞くこと当たり前です。しかし、医療現場で勤務中の女医として問いかけるとき以外に同じような質問を友人にすると、少し間があいたりしませんか? 下ネタのように感じる人もいることには気をつけておきたいものです。
また、肌にブツブツがあると友人から相談をされた皮膚科の女医が、周囲の目を気にせずいきなり部位を確認しようとするとびっくりされることもあります。女友達の身体の悩みを聞く場所は選びましょう。お互いの家などプライバシーが守られて、人目の気にならない場所を選んで話せば、職業病が出てしまっても嫌がられずに済みます。家族や友人から指摘されたら、できるだけ改めるようにしたいですね。