医師としてのキャリアを諦めることなく、希望通りの働き方を手に入れたいなら、女性医師は美容外科への転科が向いています。
仕事が忙しくてプライベートな時間が持てない、結婚・出産などライフステージの変化など、今の働き方が厳しくなってきた時に検討したいのが「転科」です。
今回は、女性医師が美容外科に転科することで得られるメリットを3つご紹介します。
美容外科への転科は女性が有利
女性医師は美容外科の患者に共感しやすく、求めていることも察しやすいため、患者のニーズを拾い上げやすいというメリットがあります。
美容外科は見た目の悩みを解決する診療科であることから、女性患者の割合が高いのが特徴です。
美容外科は病気を治す場ではなく、悩みを解決する場なので、医師には高い共感力や提案力が求められます。
美容外科は診療内容の多くが自由診療になるため、施術のクオリティだけでなく患者の満足度が重要です。
同じ女性として患者に向き合えるので、美容外科への転科は他科に比べればアドバンテージが取りやすい診療科と言えるでしょう。
他科に比べ美容外科は収入が高め
美容外科の診療内容は自由診療であることが多いため、医師への報酬も高くなりやすいのが特徴です。
美容外科医の年収のボリュームゾーンは2,000万円~3,000万円と言われており、最低年収を2,000万円からとしている求人も全体の約3割あります。
労働政策研究・研修機構の「勤務医の就労実態と意識に関する調査 」によると、診療科目別の平均年収は、1位が脳神経外科の1,480万円、2位が産科・婦人科の1,466万円、3位が外科の1,374万円ですから、美容外科の収入は他科に比べて高いことがわかります。美容外科への転科は収入アップにつながると言えるでしょう。
プライベートを確保しやすい
美容外科の患者は緊急性がなく、治療内容は予約制であることが一般的なので、時間外労働が少なくプライベートが確保しやすい診療科です。
美容外科での施術は基本的に日帰りであり、大手でない限り入院設備はありません。入院患者がいないということは夜勤や緊急呼び出しなどがないため、患者への対応は勤務時間内だけで済みます。
また、患者は病気を治しに来ているわけではないので緊急性はなく、手術も予約制なのでスケジュールを立てやすいのも美容外科の特徴です。
忙しい女性医師にとって、プライベートと仕事の両立は悩ましい問題ですが、美容外科はプライベートも収入も確保できる診療科です。
働き方の見直しが必要になってきたら、思い切って美容外科への転科を検討してみてはいかがでしょうか。