医療関係者の離職防止と復職支援を目的として、院内保育所の設置促進策が厚生労働省によって打ち出されました。
しかし、院内保育施設の数は伸びたものの、十分とはいえないのが現状です。
保育士の保育園離れが進み、フリーランスベビーシッターが増えている今、経験豊富なベビーシッターを見つけやすい状況にあります。
そこで今回は、ベビーシッターを利用するメリットを5つお伝えします。
ベビーシッターを利用するメリットは?
ベビーシッターを利用するメリットには次のようなものがあります。
・自宅で保育ができる
自宅で保育ができるということは、保育園まで送迎する必要がなく、子どもは慣れたお家で過ごすことができます。
・子どもに合ったきめ細かい保育をしてもらえる
保育士の数にもよりますが、集団保育ではなかなかひとりひとりを丁寧に見るのが難しいという場合もあります。
しかしベビーシッターの場合は一対一のため、その心配がありません。
・深夜や早朝、休日も対応してもらえる
保育園は平日の朝から夕方までが一般的で、土曜日は見てもらえる時間が短かったり、日曜日や祝祭日は見てもらえなかったりしますが、ベビーシッターは深夜や休日に対応している場合もあります。
・短時間でも大丈夫
数時間だけ子どもを預けたいときには一時保育を利用することになりますが、定員に余裕がないと申込みを受付けてもらえない場合があります。
短時間の場合には、ベビーシッターのほうが便利でしょう。
・急な場合でもお願いできる
急用で明日お願いしたいなどという場合は、ベビーシッターのほうが柔軟に対応してくれます。
一時保育は申込期限があり、少なくとも数日前に申込みを終えている必要があることが多いです。
ベビーシッターを利用するメリットは、「必要な時に必要なサービスを自宅で受けることができること」です。
ベビーシッターの利用にはデメリットもある
ベビーシッターにはデメリットもありますので、次に挙げることを踏まえた上で利用するかどうかを検討してください。
・料金が割高
・有資格者とは限らない
・個人の知識や経験により保育の質が異なる
・不在中に第三者を自宅に招き入れることになる
・集団生活による子ども同士の学び合いがない
利用の際にはリスク管理が大切です。
お子さんの安全安心を優先し、万が一の事故や怪我、病気など、有事の際にはどのような対応をするのか、当日はどのような保育をするのかなど、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
自分の子どもをお願いする場合、家族や親戚などの信頼をおける人が最良でしょう。
しかし、そのような人がいつも身近に居るとは限りません。だからといって諦めてしまうのではなく、ベビーシッターという第三者に任せる方法があることも選択肢に入れておくとよいでしょう。
リスクはありますが、実際に利用しなければ良いベビーシッターに出会えるかどうかも分かりません。
利用後の口コミなど、フィードバックがあれば前もって確認をし、実際に会えるなら事前に会い、安材料をつぶしておきましょう。
当日までの準備が成功のポイントです。