暑かった日本列島、2011年8月8日から14日の間に熱中症により病院に搬送された人の数は、先週の3,400名を大きく上回り、今年最悪の7,071名に上ったことが明らかとなった。1週間に搬送された人数としては今年最多であり、また死者数も3名から15名に急増している。ちなみに患者数が最も多かったのは東京の727名で、以下埼玉が586名、愛知が504名で続いている。(参考:熱中症で11日だけで4人が死亡、搬送者は900名以上)
データを公表した総務省消防庁は、熱中症患者増加の原因は全国的に猛暑日が多かったためと見ている。
8月10日には横浜で開催されたタレントの上地雄輔さんのイベントの最中に30名以上の来訪者が熱中症で運ばれるという騒動も起きているため、同庁は各地の消防本部に対し、イベント主催者や観客に対し熱中症への配慮を怠らないように注意を喚起するよう促した。