NTTドコモは11月2日、IMSジャパンと、スマートフォンなど携帯端末を利用した医療従事者向け情報サービスでの業務提携に合意したと発表した。
NTTドコモは今年4月から医師向け医療情報サイト「MD+」提供している。医薬品情報提供や製薬会社向けのコンサルティングなどを行うIMSジャパンはパソコン向け医薬品副作用情報サイト「安心処方infobox」を提供しており、今後はスマートフォン版のアプリケーションを共同開発する。「MD+」と会員情報を共有するなど連携し、スマートフォンやタブレット型端末によって医療従事者が手軽に情報を収集できるように促す。サービスは来春にも提供する予定。
両者は医療分野でのモバイルICTの活用を促進し、医療に役立つアプリケーションを提供することで医療の質の向上に貢献したいとしている。