2011年9月16日午前9時50分ごろ、山梨県甲府市内の市立羽黒小学校の校庭で運動会の練習をしていた児童の一部が熱中症と見られる症状を訴え、13名が病院に運ばれた。小学校の発表によれば、児童の症状はいずれも軽いという。小学校によれば、病院に運ばれたのは小学校2年生から6年生の児童13名。そのほか1名の生徒が保健室で手当てを受けたというが、重症者はいなかった。
当日同小学校では10月1日の運動会に向け、児童が症状を訴える10分ほど前から校庭に並ぶ練習が行われていた。小学校は事前に児童の健康状態を確認し、練習前には水分を取らせるなどの熱中症対策をしていたという。16日の甲府市の午前9時の気温は26.2度。最高気温は30度を超えるなど、残暑が続いている。