秋田県は6日、北秋田市の医療法人社団博愛会 鷹巣病院でインフルエンザ集団感染があったと発表した。インフルエンザ集団感染は10月31日から11月5日で入院患者6名が死亡した。いずれも60歳以上の高齢者だった。
博愛会の韓明基理事長によると、最初の発症者を確認してから2日後には10人を超えており「想像を超えるくらいのスピードだった」という。7日までの累計では入院患者66人、職員20人が発症している。
同病院では10月29日に入院患者全員に季節型と新型の混合ワクチンを接種しており、発症者全員にタミフルを処方したという。県へは今月2日に報告されている。今後、県は医療法に基づき鷹巣病院に立ち入り検査を行う。