北海道ではインフルエンザが早くも流行の兆しを見せている。国立感染症研究所のまとめによると、10月25日~31日の1医療機関当たりのインフルエンザ患者調査では、北海道は1.06人となり。全国最多であることがわかった。今年はA香港型が多い。例年では11月後半から流行しているが、今年は早まっているという。
道内の保健所管内別で、患者数が最も多かったのは浦河の10.5人と、注意報レベルである10人を超えた。他に深川5.67人、苫小牧5.88人など。教育現場にも影響が出ており、深川と旭川の小学校各1校が学年閉鎖、苫小牧や札幌市でも学級閉鎖をする施設が出ている。
道では予防接種や手洗い・うがいを呼びかけているが、予防接種の予約が殺到しており、対応に追われる診療所もある。