栃木県那須塩原市の国際医療福祉大病院で1月7日、中学生を対象とした「外科手術体験セミナー」が開催され、中学生30人と教師3人が専門医の指導の下、模擬手術を体験した。(参照:J&J、動脈硬化に関する意識調査結果を公表)
セミナー当日、参加者は消化器外科を専門とする鈴木裕医師や同病院院長の蘇原泰則医師らをはじめとする約40名のスタッフの指導を受け、真剣な表情で超音波メスを使って人の体に見立てた鶏肉を切断する手術や、内視鏡外科シミュレーターで胆のうを切り除く手術など、3時間半あまりで6種類の模擬手術を体験した。
同様の催しは外科手術体験を通じて命の尊厳と救命行為の大切さを知ってもらうために、平成22年度から開催されているとのこと。