福島県の佐藤雄平知事は1月8日午後、福島県内を訪問している野田佳彦首相との会談で、県内18歳未満の子供の医療費の無料化を求めた。(参考:福島県の子供130人のうち10人の甲状腺機能が変化 放射能のよる関連は不明)
この要求に対し、首相は実現の見通しなどの具体的な明言は避けたが、医療費の無料化を検討すると発言。
また、福島県双葉郡内への設置を検討している中間貯蔵施設についても、平成27年の供用開始に向けて、各県や各市町村に対する説明をしっかりと行ったうえで、理解を得たいと発言した。この後総理は原子力災害事故後の復興について話し合う、地元の協議会に出席した。
ちなみに、首相は2011年11月に、首相官邸で佐藤知事と会談した際にも同じような要望を受けており、その際にも関係閣僚に検討を指示したいと発言している。