県立八重山病院が2012年1月24日、会見を行い産婦人科医不足の為4月~9月の間、基本的には出産を扱わないと発表した。
(参照:人口300人の離島の医療を支え続けてきた89歳医師、引退へ)
現在同病院に勤務している産婦人科医4人は3月末で転勤することが決まっているため、後任の4人の医師を配属する予定だったが、そのうちの指導医1人が個人の都合により赴任を延期した。
その為同病院では、沖縄本島や本州出身者等の島外出身者は里帰り出産で島外に出ること、八重山出身者で現在他に在住しているものは、八重山への里帰り出産の為島に戻らないこと、それ以外の者で島内にいる者は、島外の産婦人科を紹介してもらい、飛行機に乗れる妊娠36週以内に出産できる地域に移動すること、を呼びかけた。