東京医大病院は14日、呼吸器外科医の男性が、患者の個人情報が入ったHDD(ハードディスクドライブ)を院外で紛失したと発表した。このHDDには659人分の患者情報(手術記録など)が記録されていたという。
この男性医師は、酒を飲んで帰宅する途中に、HDDを入れたかばんを紛失したことに気が付いたという。同病院では、患者情報が記録されているHDDなどの院外持ち出しを禁止している。しかし、この男性医師は学会用の資料を作成するために、自宅に持ち帰るつもりだったという。
同病院は紛失後、警察署に届け出を提出したが、まだ見つかっていない。