2012年6月13日、愛媛県西予市が「西予市おイネ賞」事業懸賞作文を募集すると発表した。
(参照:高校生の病院体験を実施:愛媛県)
文政10年(1827年)生まれの楠本イネは日本初の女医、また、女性医師として初めて日本で産科を開業したされている。
楠本イネはドイツ人医師シーボルトと日本人女性の間に生まれ、14歳の頃から医学の道を志す。後にシーボルト門下の宇和島藩二宮敬作や石井宗謙に医術を学んだ。
この「西予市おイネ賞」はそんな日本初の女医である楠本イネの名前を取った賞となっている。
この賞の対象者は女性医師もしくは女子医学生で作文を募集している。作文のテーマは現在までに研究した医学や医療活動を通じて、女性医師として今度どうやって社会に貢献していきたいか、何を目指すのかを自由に書いてよい。
奨励賞受賞者には医学研究費50万円 、特別賞受賞者には医学研究費10万円が贈呈される。
応募締め切りは2012年8月31日迄。
また表彰式は2012年10月28日に行われる。
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