日本うつ病学会が7月19日(金)・20日(土)の2日間、「 第10回日本うつ病学会総会」を開催すると発表した。
(参照:「出産直後の母親の10人に1人が産後うつの疑い 岩手」)
適応障害、アルコール依存症、認知症の前駆 症状としてのうつ状態・うつ病など病像も多様化し、この10年間でうつ状態・うつ病と診断された人は2.5倍増加して100万人を超えたと厚労省は報告している。一方、いまだに十分な治療を受けないまま不幸なケースに陥ってしまう子とも報告されている。
そこで、今回の学会テーマは「多様化するうつ病の今とこれから」となっている。うつ病患者を一人でも減らすために、英知を結集した2日間となることを目指す。日本うつ病学会は医師、心理士、薬剤師、当事者など多職種を含めた会員によって構成されており、本学会の成果から一人でも多くの病んだ人々が社会復帰できるような知恵が見いだせればとコメントしている。
【開催概要】
日時:7月19日(金)・20日(土)
会場:北九州国際会議場
会長:中村純氏(産業医科大学医学部精神医学教室 教授)