「新型出生前診断(母体血胎児染色体検査)」を大阪府立母子医療センターでも行うことが分かった。費用などの詳細は8月5日(月)に発表されるという。
(参照:「新出生前診断、開始3カ月の実情。1,534人が検査し、陽性29人と判明」)
妊婦の採血で胎児の染色体の病気が高精度でわかる新型出生前診断について、日本医学会は大阪府立母子保健総合医療センターを新たに認定施設にすると発表した。これで新型出生前診断を実施する病院は合計24の施設になった。
胎児の遺伝子は妊娠10週には母体血中に十分な量が現れているので、新型出生前診断はその時期から可能となる。新型出生前診断「母体血胎児染色体検査(NIPT)」の費用は約20万円が相場となっている。高価な金額だが、新型出生前診断を受診希望者は増加傾向だという。