数年前に流行したO157感染。秋田県に住む女児が腸管出血性大腸菌O157感染し、死亡したと発表があった。
(参照:「栃木県日光市の病院などでo157感染が確認、80代男性が意識不明」)
女児は溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発。読売新聞によると、秋田県内でO157による死亡例は、2006年以来2人目ということだ。女児は7月17日から腹痛や嘔吐などの症状を訴え、22日に感染が判明し、県内の病院に入院して治療を受けていたが、死亡してしまった。秋田県は死亡の事実、性別、年齢、居住地、死亡日時など一切を発表していない。2011年3月に改正した 県健康危機管理感染症マニュアルで、腸管出血性大腸菌の場合、2人以上の死亡で公表すると定められた基準を説明。「死亡者が1人の場合の公開基準はマニュ アルに書かれていない」とコメントしている。マニュアルの改正を望む声が多数寄せられているそうだ。