厚生労働省が9月10日、2012年度の医療費が38.4兆円だったと発表した。前年度比1.7%増。
(参照:70~74歳の医療費窓口負担が、現状1割が、来年度にも2割に)
厚生労働省が2012年度の医療費動向調査結果を発表した。医療保険と公費から支払われた概算医療費は、38兆4000億円 となり、10年連続で過去最高を更新した。前年度比1.7%増となる数字だ。平均在院日数の減少で医療費の伸び率は前年度から若干少なくなっているが、高齢化の進展と医療技術の高度化が全体の医療費を押し上げた。年々高くなっていく医療費について医療界も真剣に向き合い、考えていかなければ行けない――。