島根大学医学部付属病院の新病棟が完成し、6月11日に完成記念式典及び祝賀会が、翌12日に見学会が実施された。(参考:島根でドクターヘリ導入)
新病棟は既存病院の西側に建設された、鉄筋コンクリート9階建ての建物で屋上にヘリポートを配置している。延べ床面積は1万7500km2で、ベット数は183床。
大学病院では初めてがん治療専門の腫瘍センターと緩和センターを一体的に設置したほか、救急患者用の高度治療室や集中治療室なども設置された。来春には救命救急センターを開設するなどして、救急医療やがん患者の治療に力を入れる。
既存病棟も6人部屋を4人部屋にするなど、各病室を余裕を持ったものにする計画があり、こちらは平成24年度末までに終了する。2新病棟は6月27日より利用開始となる。
12日の見学会には一般市民約1,300人が訪れた。