鳥インフルエンザが発生した際の防疫訓練が宮崎県や島根県で実施された。
(参照:過去最多を予測 RSウイルス感染者数)
島根県では過去に養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことがあり、11月7日に行われた訓練では養鶏場で発生した場合を想定。危機管理本部会議では殺処分についてや消毒地点について確認した。
11月11日に防疫訓練が行われた宮崎県では、県職員が防疫マニュアルの初動確認をし養鶏場での鳥インフルエンザ発生を想定して訓練が開始された。今年4月に設置された宮崎家畜保健衛生所日南駐在の職員が向かい、簡易検査での感染有無を行った。その後、本部設置や消毒地点、殺処分についての確認が行われた。宮崎県では2011年に鳥インフルエンザが発生したことから、年に2回防疫訓練を実施している。
また今月5日には北海道の帯広市にて、野生のカルガモ2羽から鳥インフルエンザが簡易検査で陽性だったと報告されている。海外から渡り鳥が持ち込んだ可能性もあり、警戒を呼びかけている。