毎年増加傾向にある小児アトピーに関する書籍、国立成育医療研究センターBookシリーズ「こどものアレルギー」が12月1日発売予定で、現在予約受付中である。
(参照:アトピー性皮膚炎を改善する「化合物」を、京都大のグループが発見)
近年、こどものアレルギーは増加の一途をたどっている。その中でも3大小児アレルギーと言われるアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支ぜんそくは特に急増している。その原因はアレルゲンの増加や食べ物、ストレス、免疫の低下、遺伝などさまざまである。とくに小さいこどもはアレルギー有症率が高く自然に治るケースもあるが、後天的に別のアレルギーになってしまうこともある。
本書では、3大小児アレルギーをメインに各アレルギーのメカニズムから最新治療までわかりやすく説明している。また、Q&A形式でみんながちょっと気になっている事や悩みもまとめられている。親世代が子供のときとは生活環境も治療も大きく変わってきた。また、こどものアレルギー増加に伴い、新たな治療も日々研究され進歩してきている。最新医療について知っておくことは重要である。
「こどものアレルギー」国立成育医療研究センターBookシリーズ
五十嵐 隆(監修,国立成育医療研究センター総長),
大矢 幸弘(著,国立成育医療研究センターアレルギー科)
定価: ¥1,680(税込)