栃木県宇都宮市の 済生会宇都宮病院は、2015年4月に病児病後児保育センター(仮名)を開設することを発表した。
(参照:青森県立病院が新生児搬送にドクターヘリを活用すると発表)
病児病後児保育センターは子供が病気や安静を要し保育園などの集団保育に預ける事が難しい場合に預けることができる。働く親にとって仕事を急に休むことができないこともあるので、とても必要性が高いサービスである。
済生会宇都宮病院は県内の病院で初となる病児病後児保育センターを2015年4月に開設の予定と発表した。規模は県内最大となる。
対象となるこどもは小学3年生までで、定員は1日病児6人、病後児6人の計12人となる。病院職員向けの保育室も併設し、非常勤医師、看護師が各1人、保育士2人が対応する。保育料金は日2500円(昼食代含む)。
医師、看護師を対象としていた保育室は定員を40人から90人へ拡大し、済生会の全職員への対象へ広げる。働く親へ地域としてできるサービスの環境を整えるとともに、医師・看護師や共済会職員の人材の確保・安定にもつながる取り組みである。