東北地方では塩分とりすぎ?減塩で予防する生活習慣病 盛岡フォーラム

必要以上の塩分摂取が健康に及ぼす影響や、減塩の為の工夫について11月28日に開催された「医療ルネサンス盛岡フォーラム」にて講演が行われた。
(参考:群馬産科婦人科学会が2012年6月5日に群馬ロイヤルホテルで「第10回群馬県骨粗鬆症学術講演会」を開催

photo credit: pb² via photopin cc

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国立循環器病研究センターの生活習慣病部門長の河野雄平氏は「健康長寿へ 食塩とのつきあい方」として過剰な塩分摂取と高血圧とのつながりを解説。ほとんど塩を摂取しない北極圏のイヌイットでは高血圧患者はほぼゼロであり、逆に日本の特に東北地方では食塩の摂取量が多いことを示した。塩分の取りすぎは高血圧の原因となるだけでなく、心不全や脳卒中など血管系の病気や、腎結石、骨粗しょう症、胃がんも引き起こしやすく日常食生活での減塩を示唆した。
さらに、河野部門長と県立中央病院診療部長の川村実氏、県栄養士会会長の福田禮子氏、読売新聞東京本社の南砂(みなみまさご)編集局総務を交え日頃の食事をについて写真を交えつつ減塩の工夫についてディスカッションが行われた。福田会長は具沢山の「食べるみそ汁」を紹介し、味覚はかえることができると述べた。

本フォーラムは読売新聞社主催、岩手県や県内テレビ局などが後援のもと約150人が来場。来場者からの質問も多く寄せられ盛り上がりのある講演となった。

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